2023年1月13日金曜日

格ゲーで勝つ為の重要知識ランキング

 やぁやぁ、才能の原石共よ。

今回は格ゲー講座⓪を熟読したにも関わらず、

「いや全然勝てねーんだけど。勝てねーから楽しくねんだけど??」って人向けに、

覚えるべきテクニックや重要知識の『優先順位』をざっと紹介していきたいと思います。

まだ格ゲー講座⓪を全て読んでいないって奴は、FUCK OFF!(帰れ!)

要は、勝率に直結する事柄を個人的な主観のもとランキング付けした形になります。

「どうしてあの人に勝てないんだろ・・・」って理由がきっとここに載っていますよ。

まあwwwやる気ない奴はwwwwそもそもwwwww見ないでしょうけどねwwwwww





【第一位】~攻撃属性~

┗上段、下段、中段、投げ、ガー不(地上or空中)、めくり、GP(ガードポイント)

┗頭属性無敵、脚属性無敵、投げ無敵、全身無敵


そりゃそうだよねって話ですが、自キャラの各通常技・必殺技の攻撃属性を覚えないと

読み合いにすらなりません。攻撃属性を知らずに遊ぶのはただの児戯です。子供用プール。

なのでまずは「(タイトル名) 攻略」などで検索して、自キャラの通常技・必殺技解説を読みましょう。

あと、間違っても動画で検索しないように。情報が一方通行且つ個人主観が多いので文字媒体で。

で、一通り読んだら必ずトレモで各技をヒットさせたり、ガードさせたりして試しましょう。

下段だと思っていた技が実は上段だったり、中段だと思っていた技が実は上段だったりと、

「この技、実はそんなに強くなくね?」という気付きがあったりします。その逆もしかり。

攻略サイトによっては立ち回り解説なんかもあるので、ついでに目を通しておきましょう。

余裕があれば対戦相手のキャラの攻略ページも見ておくと尚良し。




【第二位】~キャンセルルート(ガトリングルート)~

┗通常技キャンセル、特殊技(システム技)キャンセル、必殺技キャンセル、超必殺技キャンセル

┗ジャンプキャンセル(ヒット時限定orヒット・ガード問わず)

┗ホールドキャンセル、ダッシュキャンセル、バックステップキャンセル


攻撃属性とほぼ同率の二位です。それぐらい重要。

キャンセルルート(ガトリングルート)を知っておかないと、毎回同じ連携で

ワンパターンになりやすく、ガードも容易くなってしまうので、攻略サイトを熟読しましょう。

どの攻撃からどの攻撃にキャンセルできるのか、どんなキャンセルができるのか、

というのを知っておくと、最初の攻撃がヒットしていた場合は最後にこう、

ガードされていた場合は最後にこう、とアドリブを利かすことができるようになります。

ヒット時は中継用の通常技から火力or起き攻め重視の必殺技へ、

ガード時は中継用の通常技から反撃されにくい必殺技orジャンプキャンセルorガード崩しへ、

という感じに相手のガード状況によって攻め手を変えることができれば効率的ですよね。

トレモでCPUのガードタイミングをランダムにして、ヒット時・ガード時ともに

何パターンか考えておくと良いでしょう。これも攻略サイトの立ち回り解説などに

載っていることもあります。キャンセルルート(ガトリングルート)はトレモで簡単に

確認することができるのが良い点ですね。これをめんどくさがる奴は〇んでいいよ。




【第三位】~ガード(様子見)~

┗しゃがみガード、立ちガード、空中ガード、各種バリアガード(アドバンシングガード)

┗ファジーガード、ファジー投げ抜け、ファジージャンプ、ファジー打撃、ファジーバクステ

┗リバサ無敵技(昇竜or超必殺技)、リバサバクステ、システム技での切り返し


コレね~~~・・・w

ガードは一人で練習するのが難しく、ガードテクニックは実戦でしかほぼ上達しないんですよね。

オススメの練習方法としては、プレイヤー同士の対戦で、あえて攻撃を出さずに、

ラウンド中ずっと相手の攻撃をガードをし続けるのが最も効果的です。

お互い初心者同士での対戦なら、ガード側はガードや投げ抜けやファジー行動の練習になり、

攻め側はガード崩しの練習になるからです。特にガード側は自分自身を俯瞰(フカン)しやすく、

落ち着いて客観的に盤面を見る力を養うことができるので、緊張しいな人にはうってつけです。

2D格ゲーというジャンルにおいて、ガードは例外なく不変的な要素なので、

ガードさえ上手ければ他の2D格ゲーへ移行した時でも落ち着いた立ち回りができますよ。

ついでに補足すると、初心者と上級者の間で一番差がつきやすい要素って実は攻めではなく、

守りだったりします。大きな声じゃ言えないがね。




【第四位】~対空~

┗地対空、空対空、置き空対空(空対地)


これも実戦じゃないと練習の効果が薄いんですよね~・・・w

ただ、対空ができないと防戦一方な展開を強いられるので、対空からのコンボを

トレモでしっかり反復練習しておいて、前述したオススメのガード練習方法の合間に

対空を狙ってみるのが最適解かなと思います。もちろん地対空だけではなく、

空対空や置き空対空(空対地)からのコンボもできるようにトレモで練習しておきましょう。

実戦で対空ができるようになると、相手の飛び込みに対しての恐怖心やリスクが減り、

落ち着いた立ち回り(様子見)ができるようになりますよ。・・・さっきと同じこと言ってるな。

要するに、試合中に落ち着いて相手の行動を対処できるようになれれば最強ってコト。

ちなみに自分は立ち回りの時、9:1の割合で上を見ながら下を見てますよ。それくらい対空は重要。




【第五位】~ガード硬直差+α~

┗必殺技、超必殺技、地上中段技、各種発生速度


ガード硬直差は、キャンセルルート(ガトリングルート)を知った上でのお話になります。

要はキャンセルルートを覚える重要性って、ヒット確認に集約されるんですよね。

で、今回の話は最初の攻撃をガードされてた場合の、ガード確認の話になります。

例えば、「2AA>5B>5C>ダウンの取れる突進系の必殺技」、というコンボがあったとして、

ヒット時ならそのままダウンの取れる必殺技に繋いでよいのですが、

Q.ガード時に同じコンボをしたとしたらどうなりますか?

=A.相手の反撃がほぼ「確定」します。少なくとも相手が先に動ける状態がほとんどです。

じゃあどうすればよいのか。

A.ガード硬直差が-4F以内の必殺技にキャンセル(小技の最速発生Fが大体5Fからなので)

もしくは

相手の小技が届かない距離まで離せる必殺技にキャンセル(単発の飛び道具など)

もしくは

ジャンプキャンセル対応技に繋いで上から固め直す

もしくは

小技など隙の少ない通常技で止めて、ダッシュから再度固め直すor投げでのガード崩しを狙う

もしくは

中継用の通常技から直接、地上中段技や下段技などのガード崩しを狙う

などがあります。

これらを瞬間的に判断しなくちゃあならないってのが、格ゲーの辛いところですね。

でも最初はヒット・ガード時問わず「次はこれをやる!」と決めておいた方が

反撃もされにくく、ガードも崩しやすいかと思います。ヒット確認って最初は難しいよね。うんうん。

ガード硬直差の正確なフレームは別に覚えなくてもいいです。ただ最低でも、

「この必殺技に繋いだら、ガードされたときに反確をもらう」くらいは覚えときましょう。

これまた攻略サイトの必殺技解説や立ち回り解説などに、ヒット時・ガード時に繋ぐ必殺技が

載っていることが多いので、それらを参考にしましょう。




【第六位】~コンボ~

┗けん制技始動、小技始動、地対空始動、(空中ダッシュ>)ジャンプ攻撃始動

┗地上中段技始動、投げ始動、下段攻撃始動、けん制技始動(ゲージ使用)

┗各種画面端始動、最大反撃始動、ch始動、空対空始動


ここでようやくコンボです。結局格ゲーってヒット確認した上でのコンボ精度やガード崩しが

一番勝率に直結する要素なんですが、コンボだけ覚えたところで、

そのコンボをいつ・どこで・どうして使うかが分かっていないと勝てないのが格ゲーの現実です。

センスの良い初心者なら、コンボを先に覚えてから実戦のどこで狙うのかを試行錯誤する・・・

といった器用なことができる人もいますが、そういうタイプの人は大体立ち回りが下手なまま

コンボだけ上手くなる人が多いです。ってかそのパターンがおそらく普通なんだと思います。

「コンボを練習するのが楽しい!できないことができるようになると面白い!」って人は、

最初にコンボ練習から格ゲーを始めるのが良いと思いますし、

「このキャラ、どの技が強いんだろう?せっかくだしちゃんと調べてから使いたいなぁ」って人は、

攻撃属性、つまりランキング順に攻略サイトと照らし合わせて調べていけばよいと思います。

結局行き着く先は同じですからね。ただ、後者の方が時間効率がレベチだと断言します。




【第七位】~間合い管理~

┗遠距離、近距離、中距離


初心者の人が意外とつまづくポイントが、この間合い管理です。

間合い管理の厄介な所が、使用キャラによって得意・苦手とする間合いが違う、という点です。

それを理解していないまま実戦を続けていると、そのキャラの強みがわからないまま、

強みを引き出せないまま弱い立ち回りが身についてしまいがちです。

攻略サイトの立ち回り解説などで、距離ごとに何をすればいいのかをしっかりと把握しましょう。

キャラの違いによって変わらない間合い管理の要素としては、

中距離では地対空・空対空を必ず意識するようにしましょう。




【第八位】~起き攻め~

┗詐欺飛び、詐欺重ね、多段弾重ね、様子見、小技ビタ重ね、遅らせ小技重ね

┗下段重ね、中段重ね、当て投げ、すかし下段、すかし投げ、すかし中段、表裏


「格ゲーはダウンを取ることが最重要」、と以前言ったか言わずかわかりませんが、

それはこの「起き攻め」を相手に仕掛けるためにあります。

起き攻めはカードゲームでいう「自分のターン」なので、必ずできるようにしましょう。

被起き攻め側(起き攻めされる側)は無敵技をぶっぱするかガードを固めるしかないので、

詐欺飛びや様子見をしてリバサ無敵技をガードしたときや、ガード崩しが通った場合は

再度ダウンを取って起き攻めをループさせることができます。

そりゃーやらないよりやった方が勝率上がるよねって話。

起き攻めはコンボとワンセットで覚えることをオススメします。その方が覚えやすいですしね。




【第九位】~飛び込み~

┗最低空空ダジャンプ攻撃、垂直or後ろジャンプ>着地際空ダジャンプ攻撃

┗ダッシュ慣性付き昇りジャンプ弱攻撃>etc


「うわっ・・・飛び込みの優先順位、低すぎ・・・?」と思った方。僕もそう思います。

なんでこの順位かっていうと、中距離でしっかり様子見ができる相手には弱いからです。

特に、ジャンプしたら必ず空ダで飛び込みするアナタ!それじゃあバレバレで落とされやすいです。

なので、飛び込みに関しては前回書いたこの記事を参考にしてもらえれば解決するでしょう。

飛び込みの成功率は相手の対空精度に依存するので、相手の格ゲーレベルを

しっかり見極めてから、飛び込みの頻度や狙い方を変えていきましょう。

最悪でも飛び込みをガードさせれたら万々歳です。

飛び込みはそもそも着地してからガード崩しを狙うための「ついで」でしかありません。

飛び込みをヒットさせるのを前提にしてしまうと、その後のアドリブが利きづらいですからね。




【第十位】~人読み(アドリブ)~

┗暴れ潰し、対空ずらし、バースト読み、無敵技読み、ジャンプ読み、バクステ読み


第一位~九位のテクニックや重要知識を満足して扱えるようになった、けど勝てない・・・って人、

ここでとうとう人読みの出番です。基本的には起き攻めの延長線上に人読みがあるので、

基礎ができていないと狙える機会も少ないですが、ここまでの知識やテクニックを

身に付けた暁には、自ずと人読みをする機会も増えて、それにつれて

勝率も楽しみも増えると思いますよ。




以上、格ゲー10年選手の超効率的なランキングでした。

とりあえずコンボより大事な要素が格ゲーにはあるってことを知ってもらえれば今回は収穫です。

自分で自分の限界に蓋をせず、より上を目指してもらうきっかけになれれば、

筆者冥利に尽きますね。最後まで見ていただきありがとうございました。