2023年1月1日日曜日

相手の格ゲーレベルによって使い分けている(楽できる)要素紹介

初見の相手と対戦する時、相手がシステムをどこまで理解しているのか、

どういった攻め・防御行動を取るのかで相手の格ゲーレベルが見えてきます。

逆に、どんな相手に対しても有効な要素があり、それが「詐欺飛びを絡めた起き攻め」です。


詐欺飛びに対してリバサ無敵技やリバサ超必を撃ってくれる相手は絶好のカモです。

さらに、詐欺飛びをガードされた場合でも攻め継続ができるので、

格ゲーで勝ちたいならまずは詐欺飛びを狙えるダウン状況を作るのが最優先です。

言うならば詐欺飛びはサボリの究極形といえます。楽して勝つのは気持ち良いゾイ。

詐欺飛びの理屈を分かっていない相手には、詐欺飛びからダウンを取って

起き攻めをループさせましょう。初見の相手には必ず詐欺飛び!です。


詐欺飛びや詐欺飛び後のコンボを相手がガードするようになってきたら、

今度は詐欺飛び部分をすかし下段orすかし中段orすかし投げにすると

高確率で崩すことができます。


ここで注意してほしいのは、最初からこれら3つのすかし行動を狙うのは、弱いということです。

何故なら、初心者は自分が起き上がったときに不利な状況(先に動けない)を強いられていることを

理解していないので、いくら初めからすかし行動を狙ったところで

小技や無敵技で暴れられてターンが交代してしまうのがオチです。

なのでまずはしっかり詐欺飛びを重ねましょう。

すかし行動は相手が詐欺飛びからのコンボをガードするようになってきたら!です。


んで、初心者に対して攻めるときに次に狙う要素が、起き攻め時の「様子見」と「暴れ潰し」です。

これを見ている貴方が初心者でも、同じ初心者と当たる場合にこの2つの要素を

知っている・知らないのとでは、勝敗に雲泥の差が出ます。


様子見をする場面としては、何かしらのコンボでダウンを取った後に

ダウン状況が悪く、詐欺飛びが重ならない場面で仕方なく地上から起き攻めするときに、

ダッシュしてから相手の起き上がりにガードで様子見をするだけです。

相手が無敵技を知らないほどガチの初心者でなければ、ほとんどの初心者が

起き上がりで無敵技を振ってきます。っていうかコチラを舐めてる場合は大抵振ってきます。

無敵技パナしには最大コンボを決めてあげましょう。確定場面で投げ始動なんて選択したら〇すぞ。


で、そのままガードで様子見していては、相手が無敵技を振らずに

ガードや小技暴れをすることもあるので、


ダウンを取る>ダッシュで近づく>相手の近くでガード(密着より少し手前)

>相手が起き上がる>ほんの少し間隔を空けてしゃがみ弱×1~3>ガード崩し~


という風に攻めるのが無難です。相手が最速で無敵技を振っていた場合は

こちらの遅らせしゃがみ弱が無敵技ガード時の硬直差で発生せず、

相手がガードを選択していた場合は、こちらより先にしゃがみ弱などの小技を出されない限りは

比較的安全に攻めることができます。

なのでまずは、ダウンを取ったら近くでガードして様子見!です。

ここで相手が起き上がりに何をしてくるのか見極めましょう。

小技でのリバサ暴れ(ガチの初心者がよくやるムーブ)が多かったり、

無敵技を振らずにガードをすることが多い相手だった場合は、

次の起き攻めから相手の起き上がりにピッタリとしゃがみ弱を埋め込んでやりましょう。

しゃがみ弱の埋め込みを何回か見せると、相手はリバサ無敵技を打ちたくなってくるので、

その匂いを感じ取れたら、また様子見に戻って無敵技を釣ってやりましょう。

格ゲーが上手いと言われる人は、この起き攻めの駆け引きが非常に上手です。

とはいえ意識すれば初心者でも誰だってできることなので、実戦を積んで感覚を養いましょう。

まあこんなの練習するくらいなら、ハナっから詐欺飛びだけ狙ってりゃいい話ですけどね笑


で次に大事なのは、起き攻め時の暴れ潰し。

僕みたいな上級者にはあまり通ることはありませんが、

初心者に暴れ潰しはもう入れ食い状態に近いです。多分餌つけなくても勝手に針にかかるくらい。

やり方はいくつかありますが、自分がよくやる暴れ潰しのパターンを紹介します。


・ダッシュ慣性付きしゃがみ弱2回(ヒット確認、ヒット時はコンボへ)>遅らせしゃがみ弱

>立ち中攻撃(この部分は適当、別に省いても良い)>足払いや必殺技などダウンの取れる技


要は、意図的に連携と連携のあいだに割り込まれない程度の小さな隙を作るのが暴れ潰しです。

初心者は相手の連携中でもおかまいなく何かしらボタンを連打している猿の惑星なので、

しゃがみ弱の後に暴れ潰しと様子見だけしてれば勝手に連携喰らったり無敵技パナして〇にます。

頑張ってボタンポチポチして偉いね~って言いながら暴れ潰しして理解らせてやりましょう。

ちなみに詐欺飛びから暴れ潰しのパターンへ派生することもできるので、覚えておきましょう。


暴れ潰しが通らなくなってきたら(素直に相手がガードするようになったら)、

ガード崩しを仕掛ける大チャンスです。ここまでの行動をこれでもかと見せつけると、

初心者はまるで性格が変わったようにガードをする時間が多くなります。あんだけ擦ってたのにね。

それでもまだ起き攻めのときに小技や無敵技で暴れてくるようなら、チュートリアルに誘導して

ガードのやり方を教えてあげましょう。ボタンポチポチしてる間はガードできないよ~って。


冗談はさておき、自分がよく使うガード崩しのパターンを一通り紹介したいと思います。

先程も言ったように、初心者に対しては暴れ潰しと様子見(あと対空)だけ狙った方が勝てます。

なので、あくまで「この人ガード固ってぇな・・・」となったときのみ狙いましょう↓


・(詐欺飛びジャンプ攻撃>)しゃがみ弱1~3回(ヒット確認、ヒット時はコンボへ)

>ダッシュ>投げ(当て投げってやつ)


・(詐欺飛びジャンプ攻撃>)しゃがみ弱1~2回>地上中段技~


・(詐欺飛びジャンプ攻撃>)しゃがみ弱1~2回

>遅らせ(なくてもいい)下段技~(暴れ潰し兼ジャンプ狩り)


・(詐欺飛びジャンプ攻撃>)しゃがみ弱1~2回>ジャンプキャンセル対応技(ヒット時のみは×)

>前ジャンプキャンセル>ジャンプ攻撃>しゃがみ弱1~2回>~(固め直しってやつ)


・(詐欺飛びジャンプ攻撃>)しゃがみ弱1~2回>ダッシュ>しゃがみ弱1~2回>~(固め直し)


・(詐欺飛びジャンプ攻撃>)しゃがみ弱1~2回>ダッシュ>対空攻撃~(ジャンプ狩りってやつ)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃>着地>微歩きorダッシュ

>投げ(投げ入力が早すぎるとジャンプ攻撃との硬直差で投げがスカるため)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃>着地>地上中段技~(中段からの中段、中中連携ってやつ)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃>着地>下段技~(ストⅡでもできる最もポピュラーな起き攻め、

ガードがマジで下手な初心者によくあたる)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃>着地>ジャンプキャンセル対応技(ヒット時のみは×)

>前ジャンプキャンセル>相手の背中側にジャンプ攻撃~(めくりってやつ、初心者キラー)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃>着地>ジャンプキャンセル対応技(ヒット時のみは×)

>前ジャンプキャンセル>着地際に空中バックダッシュ

>相手の背中側にジャンプ攻撃~(すかし中段ってやつ)


・(詐欺飛び)着地際に空中ダッシュ>ジャンプ攻撃1~2回>着地>~(すかし中段)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃せずに着地>投げ(すかし投げってやつ)


・(詐欺飛び)ジャンプ攻撃せずに着地>下段技~(すかし下段ってやつ)


以上の14種類のパターンを回して相手のガードを崩していくのがガード崩しの基本です。

使うキャラによってこれら起き攻めの向き不向きはありますが、手数は武器になるので

上から順にどんどん覚えてきましょう。






攻めに関して使い分ける要素はこれくらいで、次は相手の防御行動によって

使い分けられる要素を紹介します。


第一に挙げられるのは、相手の対空精度に対しての「飛び込み」です。

初心者は「対空をする」という意識が頭にありませんので(あってもできない場合がほとんど)、

初心者相手には上から攻め放題なんですよね。例によって例のごとく飛び込みパターン紹介。


・最低空で空ダ(9・N・6)>ジャンプ攻撃>着地>立ち中攻撃or下段技~(適当)

>足払いorダウンの取れる技で〆>起き攻め(詐欺飛びが最良)


・最低空で空ダ(9・N・6)>ジャンプ攻撃>着地>しゃがみ弱1~2回>ガード崩し色々~


・垂直ジャンプor後ろジャンプ>着地際で空中ダッシュ>ジャンプ攻撃1~2回

>着地>立ち中攻撃or下段技~(適当)>足払いorダウンの取れる技で〆

>起き攻め(詐欺飛びが最良)


・垂直ジャンプor後ろジャンプ>着地際で空中ダッシュ>ジャンプ攻撃1~2回

>着地>しゃがみ弱1~2回>ガード崩し色々~


・ダッシュ慣性付き前ジャンプ>ジャンプ攻撃>着地>立ち中攻撃or下段技~(適当)

>足払いorダウンの取れる技で〆>起き攻め(詐欺飛びが最良)


・ダッシュ慣性付き前ジャンプ>ジャンプ攻撃>着地>しゃがみ弱1~2回>ガード崩し色々~


どんな相手に対しても、まずはこれらの飛び込みをしてみて、そしてこれらの行動を

対空してくるのか、ガードしてくるのか、普通に食らうのか、

前述の3パターンの飛び込みをして対空の出る・出ないを見極めましょう。

飛び込みをガードしてくる相手には着地してからガード崩しを狙えば崩しやすく、

普通に飛び込みがヒットする相手であればそのままコンボへ繋いでダウンを取り、起き攻めへ。

飛び込みで注意してほしいのは、飛び込みを狙う位置関係が非常に重要だということです。

遠距離で飛び込みを狙ってもジャンプ攻撃がそもそも届きづらく、近すぎてもめくってしまうので

飛び込みは必ず「中距離から狙う」ようにしましょう。(自キャラの通常技{立ち中攻撃等}けん制が

ギリギリ相手に届かない位の間合いを中距離といいます)


そして最後に、飛び込みに対して対空をし、対空からしっかりコンボを繋いでくる相手に対しては、

次から飛び込みをするときに少し対空意識を散らしてやらないといけません。めんどくさいですね。

対空うまおに対しての対空意識の散らし方を、今回は特別に紹介してさしあげます。感謝しろよ!


・ダッシュ慣性(付けなくてもいい)前ジャンプ>昇りジャンプ弱攻撃(スカ)

>着地際(より少し前)に空中バックダッシュ


飛び込みをする前にこれを連続で1~3回ほど繰り返すだけです。う~ん・・・簡単。

しかしこの行動、一見無駄なように見えて実はめちゃ強い行動なんですよね。

というのも、相手がこの行動の最中に飛び込みをしてくるようであれば、

昇りジャンプ弱攻撃が飛び込みに対して空対空になり、

そのままエリアルコンボへ繋げることが可能なのです。

で、さらにこの行動を相手に何回か見せることによって、

次の飛び込みパターンで攻めやすくなります。


・ダッシュ慣性(付けなくてもいい)前ジャンプ>昇りジャンプ弱攻撃(スカ)

>着地際に空中ダッシュ(66)>ジャンプ攻撃1~2回>着地>色々~


・ダッシュ慣性(付けなくてもいい)前ジャンプ>昇りジャンプ弱攻撃(スカ)

>着地際(より少し前)に垂直2段ジャンプor前2段ジャンプ>ジャンプ攻撃>着地>色々~


・最低空で空ダ(9・N・6)>ジャンプ攻撃>着地>色々~


・最低空で空ダ(9・N・6)>ガード入れたまま着地>相手の対空をガード

>対空後のジャンプキャンセルや後隙に対して立ち中攻撃or対空攻撃~


・ダッシュ慣性前ジャンプ>昇りジャンプ弱攻撃(スカ)>着地際にジャンプ攻撃>着地>色々~


・ダッシュ慣性前ジャンプ>昇りジャンプ弱攻撃(スカ)>ガード入れたまま着地

>相手の対空をガード>対空後のジャンプキャンセルや後隙に対して立ち中攻撃or対空攻撃~


・(飛び込みじゃないけど)地上ダッシュ>しゃがみ弱1~2回>ガード崩し色々~


・(飛び込みじゃないけど)地上ダッシュ>立ち中攻撃or下段技~


・(飛び込みじゃないけど)地上ダッシュ>対空攻撃~


対空をしっかり出してくる相手程これらのパターンが通りやすく、ガード崩しを仕掛けやすいです。

逆に、対空を出してくる気配がない初心者には前述の3パターンの飛び込み

(最低空空ダ or 着地際空ダ or ダッシュ慣性付き前ジャンプ)をひたすら狙いましょう。


で、飛び込みに関してはこれで以上ですが、逆に対空を意識する立場になった皆さんは、

聡明な方ならもうお気づきのはずです。飛び込みのタイミング=対空のタイミングと同義ということを。

なので、どこで対空すればいいんだろう・・・と困り果てている初心者の方は、

飛び込みのやり方やタイミングを知ることで、対空のタイミングも同時に覚えることができるのです。

初心者同士での対戦で、ジャンプの最頂部付近から空中ダッシュをされたorしたことはありますか?

あれ、かなり弱いです。対空してくれと言わんばかりの雑魚行動ですので、必ずお仕置きしましょう。




とりあえずトレモで以上のことができるようになったら、

周りから中級者と呼ばれるようになっているはずです。

できないことができるようになったら楽しいよね。だからまず対空コンボを完走しよ?ね??


格ゲーについてわからないことがあればこれを見ろ↓

https://mebirip.blogspot.com/2022/11/blog-post.html

俺の財宝(知識)か?欲しけりゃくれてやる、探せ!この世(格ゲー)のすべてをそこに置いてきた!


それと、明けましておめでとうございます。2023年も引き続きお相手ください・・・。