前回→【https://mebirip.blogspot.com/2022/09/blog-post_16.html】
このご時世になってネットに様々な格ゲー上達法が散見されていますが、
「色々調べ物すんのめんどくせえ!」って人向けにそれらの上達法をまとめて
効率よく格ゲーを上手くなってもらい楽しんでもらおう、という思いに至り執筆しています。
自分の様なお馬鹿changでも楽しめるようになったのでフ●ミ通位には信用してください。
さて、第1回では格ゲーの魅力について紹介いたしました。
今回は実際に格ゲーを購入された新規の方向けに上達方法をお教えいたします。
優先的にやるべき事柄をリストアップしましたので、まずはお目通しください。
①スマホのメモ帳でメモを取る癖付けをする
②ゲーム内チュートリアルをクリアしてシステム理解を深める
③チャレンジモードを片っ端からクリアする
④自キャラの対戦動画を見て使い手の動きを参考にする
⑤トレーニングモードを使いこなす
⑥強い連携やセットプレーを覚える
⑦アーケードもしくはVSモードでCPU相手に勝ち越せるようにする
⑧実力差の近い相手と対人戦で10本先取をする
⑨負けた試合をリプレイシアターで振り返る
⑩ ③~⑨を繰り返す
・・・やること多いですよね。でもこれが格ゲーうまおになるための最短の道なんです、残念ながら。
気を取り直して、上から順に詳細をご説明致します。
①スマホのメモ帳でメモを取る癖付けをする
格ゲーを始める上で必ずやってほしいのがこの行動です。
具体的には自キャラで使うコンボとか、アバウトな疑問と解答を書き出したりとかですね。
メモを取る理由としては、メモとして形にすることでよりはっきり意識することができる、
思い出すためのインデックスにすることができる、というわけです。つまり、
メモをとることは認識や思考、記憶のプロセスを強化する行動だともいえるでしょう。
メモを取りつづけていると、自然と情報の内容を要約する能力が備わってきます。
人の話を聞いていても、文章を読んでいても、ふとアイデアが浮かんでも、
その要点、ポイントが自然と浮かび上がってくるようになるのです。
使えるメモをとり続けることで、あなたは認識や思考、記憶の訓練をしているともいえます。
メモをとるということは、実用的な効用とともに、そんな効果もあるのだということを
意識してみましょう。言うてコンボ以外メモしたことないんですけどね、自分。
②ゲーム内チュートリアルをクリアしてシステム理解を深める
これをおろそかにしている方は結構多いんじゃないかなと思います。
まぁゲームによってチュートリアルの良し悪しが存在するのもまた確かです。
GBVSなんか「体で覚えろ」と言わんばかりの体育会系のノリで指導してきますからね。
取り繕うのなら、自分で考える力を身に付けさせるためにああいう作りにしてるのだと思います。
システムの理解はそのまま自分の手札となり、自信になり、勝率に直結しますので、
理解して扱えるようになるまで根気よく周回しましょう。
③チャレンジモードを片っ端からクリアする
お待たせしました。格ゲーで一番楽しい時間の始まりですイヤッッホォォォオオォオウ!
チャレンジモードとは、ゲーム内で設けられた、コンボ練習専用のモードのことを指します。
(GBVSでは連続技練習、UNIclrやMBTLではミッション、P4U2やBBCFではチャレンジ、
Rev2ではコンボモードなど、ゲームによって呼称が若干違います)
ここでいう片っ端とは、全てのキャラのチャレンジモードをこなしていくという意味合いです。
とにかく全キャラのチャレンジモードに挑戦してみましょう。
「なんで全キャラ?」と思われる方が少なからずいるかもしれませんが、
教習所でやる適性診断みたいなものだと考えてください。
キャラを決めてチャレモをしている内に、難しくて出来ないコンボに直面する瞬間が必ず訪れます。
そうなったときは、頑なに粘らず他のキャラのチャレモにさっさと移っちゃいましょう。
これを繰り返していくと、「あれ、このキャラのコンボはそんなに難しくないな」、
「あのキャラよりコンボが成功しやすいな」、という感じで、新しい発見があります。
それらを取捨選択して、あなたに最も適した使いやすいキャラクターを厳選するのが
チャレモの1つの役割です。愛着は後で勝手に湧いてくるので、そういう固定観念は捨てましょう。
もう一つのチャレモの役割としては、コマテク(コマンドテクニック)を磨いたり、
腕試しとして遊ぶのが主な目的です。steamで発売しているゲームであれば
ディスコードで配信できる時代なので、誰かにチャレモを見てもらいながら遊ぶというのも
一つの楽しみ方ですね。何より、ゲームセンスの指標としてわかりやすい。
(周りに格ゲーうまおがいて、配信を見てもらえる恵まれた環境があることが前提条件)
④自キャラの対戦動画を見て使い手の動きを参考にする
使いやすいキャラが決まったら次は、お手数ですが「(タイトル) (キャラ名) 大会」
というワードでグーグル動画検索をしてみましょう。タイトルは略称で入力した方が確実です。
(例:グラブルバーサス→GBVS、アンダーナイト→UNIclr、メルティブラッド→MBTL、
ペルソナ4~ →P4U2、ブレイブルー→BBCF、ギルティギア→Rev2、等々)
もし検索結果で大会動画が落ちていなかった場合は、「大会」の部分を「対戦」とか
「プレマ」にしてみたり、「(略称タイトル) (キャラの英語名) tournament」
とかで検索してみましょう。それにしてもグランの動画落ちてないな。タイトルと名前被んなよw
検索できたら大会を最初から見ていくのも良し、目的のキャラまでスキップするのも良しです。
そこで他のキャラに目移りすることもありますからね。何も悪いことではないです。
大会動画で注目すべき箇所は、「ラウンド開始時にどんな行動を取っているのか」、
「どうやって相手に触りにいくのか」、「触ってからどんな技で崩しているのか」、
「相手の攻めをどうやり過ごしているのか」、「遠距離では何をしているのか」、
「ダウンを取ってからどういう行動をしているのか」、これらをよく観察してみましょう。
大会動画なので、画面越しのあなたより下手ということはまず有り得ません。
では何故攻撃を受けてしまうのか。それが読み合いの結果ということになります。
今はまだ「何やってるかわからないけど、凄いな」という感想でいいのです。
上級者の対戦を見るというのは、きっとこれから強くなっていくであろう、
あなた自身に必要不可欠な要素なのです。練習すればあなたにも必ずできるようになります。
最終的には大会で使われているコンボと、その後の動きを真似できるようになれば良いですね。
⑤トレーニングモードを使いこなす
当たり前の話になりますが、練習でできないことが本番でできるわけがないですよね。
トレモはその「できない」ことを減らしていくためにあります。
まずは自キャラを選んでトレモに入りましょう。相手キャラは最初にカーソルに
表示されたキャラでOKです。(2周目からは対戦相手と同じキャラを選びましょう)
いざ対戦画面に移ったら、次はオプションボタンを押して色々な設定をしていきます。
【GBVSの場合】
「ゲージ設定」
奥義ゲージ初期値(1P)→0
アビリティアイコン(1P)→通常
「相手の設定」
ガード設定→途中からガード
ガード切り替え→切り替える
受け身→ランダムで受け身
反撃設定→ガード後の反撃→立ちL、起き上がり後の反撃→立ちL
「情報表示設定」
有利不利の表示→表示する
ガード手段の表示→表示する
仮想コントローラーの表示位置(1P)→中央
入力履歴→表示する
【UNIclrの場合】
「敵の基本」
ガード→全てガード
ガードタイミング→途中から
「敵のダミー」
リバーサル行動→立ちA
「各種ゲージ」
EXSゲージ→デフォルト
GRDゲージ→デフォルト
【MBTLの場合】
「敵の基本」
ガード→すべてガード
ガードタイミング→途中から
「敵のダミー」
リバーサル行動1→立ちA
「各種ゲージ」
マジックサーキット→デフォルト
【P4U2の場合】
「トレーニング基本設定」
覚醒(1P)→通常
SPゲージ→0
「トレーニングダミー設定」
ガードの基本設定→途中からガード
空中復帰→後方
跳ね受け身→行う
跳ね起き上がり→行う
【BBCFの場合】
「基本パラメータ設定1」
ヒートゲージ初期値→0
「トレーニングダミー設定」
ガード→途中からガード
ガード自動切り替え→有効
【Rev2の場合】
テンションゲージ→0
ガードの基本設定→途中からガード
受け身→後方
よろけ回復→Lv3
気絶回復→Lv3
これで下準備は終わりました。
では次は、自キャラの通常技のモーションやリーチを確認していきます。
立ち状態、しゃがみ状態、ジャンプ中に出せる通常技は、ボタンの強弱によっても変わるので、
格ゲーなら通常技だけで最低でも平均21種類以上は存在することになります。
某ゆかいなパーティゲームは平均して13種類ほどなので、その奥深さの差は歴然です。
すべての通常技のモーションやリーチを確認したら、次は特殊技の確認をしましょう。
特殊技とは、スティックを前or後ろor斜め下などに倒した状態で
任意のボタンを押すと発生する技のことです。GBVSのみ特殊技専用のボタンがあります。
比較的新しめの格ゲーにはオプション内のコマンドリストに特殊技の出し方が載っていますが、
BBCFやRev2なんかは攻略サイト見ないと出し方がわかりません。そこは自分で調べてね。
特殊技の性能は様々で、地上で中段攻撃できたり、ガードされても先に動けたり、
上半身無敵(ジャンプ攻撃や打点の高い攻撃に対して無敵)が付いていたりもします。
特殊技の性能を確認したら、次はシステム技の確認をしていきましょう。
システム技とは、タイトル毎に、全キャラが出せる共通のゲームシステムのことで、
ボタンを2つ以上同時押しでゲージを消費して発動するものが多いです。
1ボタンだったり、ゲージを使わないものもあります。投げも一応システム技です。
各タイトルの代表的なシステム技としては、
GBVSのオーバーヘッドアタックやタクティカルムーブ、
UNIclrのヴェールオフやチェインシフト、
MBTLのシールドカウンターやムーンドライブ、
P4U2の逆ギレアクションやボコスカアタック、
BBCFのオーバードライブやラピッドキャンセル、
Rev2のサイクバーストやロマンキャンセル、
などがあります。中には攻撃を喰らっている最中や、ガード中にゲージを消費して
相手との距離を仕切り直しにできる防御用のシステム技もあるので、
勝率を上げるためにもシステム技は必ず出せるように練習しましょう。
システム技をすべて出せるようになったら次はとうとう、必殺技の練習に移ります。
オプションでコマンドリストを開いて、全ての必殺技(ゲージ必殺技含む)を出してみましょう。
(GBVSを遊ばれている方も、ワンボタンではなくコマンド入力での必殺技に挑戦してみましょう)
・・・どうでしたか?
コマンド入力が難しくて、なかなか狙った必殺技を出すことができませんよね。
でもたま~に出せた時、嬉しくて、ついつい夢中になって練習しちゃいますよね。
そういった難しさが格ゲーの醍醐味というか、面白さのひとつなんだと思います。
すべての必殺技を確認したら、次はチャレモや動画で覚えたコンボをCPUに当ててみましょう。
メモを見なくても1P、2P側の両方で、覚えたコンボができるようになったら合格です。
コンボによって、オプションで相手の状態を「立ち」から「ジャンプ」や「しゃがみ」にしたり、
カウンターヒット始動であればカウンターヒットの項目をONにしたりと、
状況によって適宜切り替えて練習しましょう。
長くなってしまったので、今回はここまでにしておきます。
①~⑤までの項目を全て実行してきたあなたは、
その時にはじめて、初心者から「初級者」に成長したといえます。
次回は残りの⑥~⑩の項目について、説明していこうと思います。
お疲れさまでした~。